【注意)この記事もややグロでっせ】
流産した時色んな方の経験談をネットで見る事ができてありがたかった。
私もこの記録が誰かの役に立てたらな〜と思うので書いてます流産認定されてからパルタンM錠を4日分飲み、内容物をできるだけ出す処置をしました。
パルタンM錠を飲んでいる全ての時間で酷い腹痛でした。
効きだすピークは飲んだ2時間後。
フー!ハー!と深い呼吸でやりすごす。
最後の1日は半泣きになりながら飲んだ。辛かった。
その日は仕事があったので、仕事を終えてから病院へ向かいました。
次の診察までに出し切れていなければ手術ということなので、
どうか出切っていてと願いつつ、でも少し怯えながら。
仕事終わりに、車で病院へ向かっていると、道路が半端ではない渋滞!というか動かない!
そういえば「皇太子がこの辺に今日やってくる」という極秘情報を入手していたので「これか!」と察知。
皇太子様がいるであろう道路の真上にヘリが低空でホバリングしているのが見えた。
私が通りたい道路をどうやら横断している真っ最中! OH,No〜!こんな時にぃ〜。
これは当分動かないぞ。と運転が大嫌いで知らない道を通るのも苦手な私ですが、
病院に行きたくて仕方なかったので機転を利かせ、ナビにでている謎の小道を抜けて渋滞を回避。
そんなこんなで予約時間ギリギリで病院に辿り着き、
案の定診察で「まだ少し膜が残ってるねー」と言われショック。
「ちょっと出してみるね〜」と軽いノリで
突然先生は軽い掻爬をしだしたのですが、これが痛い!
子宮内になにか細い棒が突っ込まれた感覚と子宮内をグリグリされる感覚。
(小さいスプーンみたいなもので子宮内膜を掻き出していた模様)
痛かったら無理しないで言ってね、と言われたのでOK!OK!と最初は余裕こいていた。
すると、途中から子宮内で鈍痛を感じ始め、深呼吸しながら「フーフーッ!」とうるさい音を
たててたら先生が「大丈夫?気持ち悪い??」と確認してくれました。
まだ我慢出来る範囲だったので
「大丈夫っす!」と無理してみた。
しかし痛みは徐々に増し、これは痛いと訴えていいレベルだろうと思った時点で
素直に痛みを表現してみたら
「うが!うぐぐー!グゴ!いいいい・た・い…」とかわけのわからない声を出して唸っていました。
先生は「もう終わるー!」と子供を諭すように処置しながら言ってくれましたが
数秒終わらなかった。先生うまいね!
私は診察台から腰を浮かしかけて耐えた。
もうちょっと我慢できたかなーと後から思った。全身麻酔の手術しないで済んだ訳だし。
初めての経験だから仕方ないか。
(追記:私はこの一連の掻爬を「手術」と認識していなかったのですが、これは「手術」扱いだったらしい。危うく保険請求しないとこだったよ。ネットで色々見ていて約数ヶ月後に気づく事ができた。)その後少しベッドで休ませてもらってから、採血し、説明を受けました。
先生が「これ取れたやつ。病理にまわしとくから」と容器に入った血の塊を見せてくれた。
(この時先生がどこかに手をひっかけて、私の血の塊はスッコーンと床に飛んだ。おいおい)
内容物はまぁだいたい綺麗になったらしいのですが、卵巣が急に腫れていると言われ、
流産しかけている時にも言われなかった「安静」指示が出ました。
先生には仕事も動き回るようなことしなければ大丈夫と言われたので、
翌日の友達との集まりや仕事には行くつもりでいた。
しかし翌日の朝、非常に嫌な雰囲気の痛みを卵巣の辺りで感じたので
大事をとって友達との約束をキャンセル。
(車で30分以上運転することが一番不安だったので…)
何年ぶりかに会える友達も来る機会だったのに!すっごく行きたかったのにー!
気にし過ぎだったかもしれないと後悔しかけたけど、身体の為にはこれで良かったと思おう。
それにみんなの前で
「実は昨日流産手術してきたYO!」なんて言おうものなら
みんなを「どよ〜〜〜ん」とさせちゃうだけだもんね。
わいも泣いちまうかもしれないし。
うん。行かないで良かったよね。
代表して購入していたものもあったので、母に家に来てもらってみんなに届けてもらった。
本当に「なぜこんな時に…」という感じでした。
仕事もお休みさせてもらった。
(処方された抗生物質:メイアクトMS錠←飲んでる間ずっと下痢)
そして、本日も検診に行ってきました。(もー3日に1回通院してるよ)
卵巣の大きさは変わらず。大きくなってないからまだ様子見とのこと。
卵巣からは出血がみられました。
ただいまの卵巣の大きさは7cmでにわとりの卵くらいらしい
ネットで見ると7cmってなんかやばい大きさっぽいけど…。
(通常は親指の第一関節位の大きさらしいぞ。私のでかいなおい。)
さらには、先日の血液検査からHCG値が全然下がっていないらしい。
私の基礎体温も下がっていないし、昼間の体温も37度を超えている。
先生が先日から「う〜ん、
外妊…?う〜ん」とつぶやいていたが、
子宮外妊娠の可能性が捨てきれない状態らしい。
こわいんですが。なんで?受精卵2つあったの?あれは幻の胎嚢だったの?
流産が26日だったとして、完全掻爬もこないだだったとすれば、
まだHCG高くて仕方ないんじゃないの?と素人考え。
ただ、私も体温が高いことは密かに気にしてた。
こんなことってあるんですね。
ま、なんでもないと思うようにしてますけど。
今日も採血したから来週また行って結果確認だ。
外妊なんてないないないないないないない。
卵巣も治る治る治るなおる。
今日からずっと唱えます。
********************それにしても改めて産婦人科は、ハッピーとアンハッピーの温度差の激しいとこだよね。
普通の病院ならみんな大抵アンハッピーでいるわけだけど、ここは違う。
以前不妊治療で通ったところでも不妊初心者だったので感じはしましたが、
旦那さんを連れてる人が少なかったのでそこまでどうってことなかった。
今回だって、みんな順調でいいなぁ〜と思う位でした。
でも、今日思った、土曜日に行くもんじゃないなと。
土曜日はほぼ全員旦那さんと来てるんだよね。
旦那さんと来てると待ち合いロビーでエコー写真みて盛り上がっててとっても楽しそう。
もうこんなこと慣れてるし、人の幸せは自分の幸せにつながってることだとも思ってる。
不妊で他人をうらやましく思ったりしちゃうことは5年前に卒業できてるつもりだった。
盛り上がってしまうのも不妊流産を経てのことかもしれないと、想像できなきゃいけない。
わかってるさー!
でも今日はその場面を見て少ししょぼんとしてしまったのはホントのところ。
流産卵巣外妊疑い…、こんなこと経験してきた人はたくさんいると思うけど、疲れるよね…。
私は今のところ、産婦人科の出入り口は「肩を落として出て行くところ」でしかない。
あ〜。いつの日かスキップしながら産婦人科を出るのが夢だな〜。