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unico☆chronicle

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NHKマイケル・サンデルを観て

NHKで「マイケル・サンデル 究極の選択 〜お金で買えるもの買えないもの〜」を観た。
これ好きで毎回観てしまうんだけど、そういえばこの人の本は読んだことないや。

NHKよりコピペ
「世の中にはお金で買えないものがある」。私たちはこれまでそう考えてきた。しかし、今やお金さえ出せば、ほとんどすべてのものが手に入る時代を迎えている。たとえば、インド人女性による妊娠代行サービス。7千ドル払えば、子宮を貸してくれ、依頼人夫婦の子供を産んでくれる。毎年数百組の夫婦が先進国からインドを訪れている。教育の世界にもお金というものさしが導入され始めている。アメリカでは、よい成績を取った子供、そして先生には、賞金を与えるという試みが実験的に始まっている。またアメリカでは、消防隊も民営化され始めた。その挙げ句、家が火事になっても会員ではないからという理由で消火されず、放置されたまま家と財産を失うという事態も起こっている。(続く)」


「代理出産」についてはとても興味深かった。

インドでは常に50人が代理母としての役割を果たしているそうだ。
そういう会社があり、その仕事を果たしている人々は共同生活をし、栄養をしっかりとり心がけを学ぶ。その10ヶ月の1回の仕事で7000ドル、インドで普通に働いた場合の10年分のお金が得られるそうです。
一人の妊娠中の女性は「これで自分の子供にきちんとした教育を受けさせてあげられる」と言っていた…。

スタジオの女の子は代理母肯定派で「彼女達はそのお金で起業できたりチャンスが得られる。それに依頼者に幸せを与えてあげるという喜びを持っていると思う」というような事を発言していた。
それに対しインド系アメリカ人の綺麗で頭の良さそうな女の子は代理母否定派で「代理母は売春と同じ。女性の尊厳を貶めるもの。貧しい女性への搾取だ。」というような事を発言していた。

以下、ホントは長々書いたんだけど全部消しちゃった。

インドの代理母のビジネスのケースだけでなく、世界には色んな構図があると思う。
知らず知らずのうちに色んなことに加担し、させられているのかもしれないと思うと怖いね。
私たちは、本当に色々考えないといけないと思う。気づかないとね。
by unicorn_unico | 2012-02-19 00:47 | ● 本/TV/映画/ドラマ | Comments(0)