小田急百貨店町田で今日から始まったターシャ・テューダ展に行ってきました。
オープンと同時位に入ったのにかなりの人数でした~。
ターシャの人気を改めて実感。
ぱっと見、50代以上の女性が7割かな。
みんなターシャのなにを素晴らしいと思っているんだろう。
絵?ガーデニング?暮らし方?言葉?
うちの母親はレース編みやらパッチワークなどお裁縫系はよくやるし、
芸術など好きなタイプだけどターシャには全然興味を持っていないので、
母世代にこんなにファンがいるのか~と意外でした。
テレビや本だけで見ていたターシャの世界は、とっても穏やかで素晴らしく
まさに理想の生活といった感じを持っていました。
でも、今日ターシャの使っていたものを実際に見て、
こんな生活は半端な気持ちじゃ決して出来ない、どえらいことだ!と感じました。
ターシャのパワーとエネルギーを一部ですが見た気がします。
なんとか展とか美術館に行って色んな歴史的な実物を見ることが出来、感動しますが、
このターシャ・テューダ展は今までのそういう感じとは違う感動でした。
ターシャは「写真を見て絵を描くのは嫌いです。写真はカメラが見た姿であって、わたしが見たものではないから」と言っています。
ああ、本当にそうなのかもしれない。と思えました。
こんなこともターシャの本に書いてありました
「みんな、わたしを理想化して見ています。わたしも人間だということを忘れ、現実のわたしを見ようとしない」
元々草ぼーぼーの荒地だったターシャの庭。
最初は水道もなく、重たい水を桶に汲んで運んだり、土作りや工夫を重ねて
ターシャは何年もかけてあの素晴らしい庭を作り上げたんそうです。
今写真や映像でみるターシャとターシャの庭はかなり完璧に近い状態ですが
それを作り上げる中で、ターシャや庭達になにが起きていたのかも想像していたいですね。
自分の理想とする生活や生き方はきっとそんなに甘いものじゃない。
でもそこにはきっと幸せと充実と愛と優しさがあるんですよ。とターシャに教えられた気がします。
いたって本人は普通に生活していただけ。
でも、こんなに人に影響を与えている。
ターシャは改めてすごかった。